医師賠償責任保険ってどれを選べば良いの?-民間医局-

今回は私が加入している「民間医局」の医師賠償責任保険について解説したいと思います!


当サイトにお越しのみなさんへ 日々、「人の心に寄り添う医療」を届けていただきありがとうございます。 私の考えや経験がみなさんの一助になれれば幸いです。


みなさんはすでに医師賠償責任保険に入っていますか? すでに加入している方もいれば、まだ加入していない方もいると思います。

私の経験がみなさんに少しでも参考になれば幸いです。

私が「どの医師賠償責任保険に入れば良いのか?」という問題に直面したのは、医師3年目でした。

研修医時代は、研修病院が医師賠償責任保険に加入してくれていたので、深く考えていませんでした。

研修医の先生は、医師賠償責任保険がどうなっているのか研修病院に確認して下さい!

いざ、野に放たれると…

 
うし先生
え…どの、医師賠償責任保険に入れば良いのか分からないんですけど。。。
という状態でした。
その中で、自分でたくさん調べて加入したのが、民間医局の医師賠償責任保険でした!

民間医局の医師賠償責任保険について

①プランが細かく、良心的な価格設定!

民間医局(医師賠償責任保険)HPより)

私の調べた限りでは…医療訴訟の最高賠償額は病院, 担当医に対して2億3000万円という判例と担当医に対して1億7000万円という判例でした。

私の勤務している心臓内科は非常にリスクが高いので…E: 3億円に加入しています。つまり、53,360円です。

しかし、個々の専門領域でリスクはまちまちだと思うので、自分に合うタイプを選択できることが最大の魅力です!

ちなみに、日本医師会は一律3億円で(タイプ選択はできません)、会費込みで68,000円です。

研修医は15,000円なので良心的な価格です。研修病院が医師賠償責任保険に加入していない場合は加入を勧めます

日本医師会(医師賠償責任保険制度)HPより)

また、循環器学会は100万, 1億, 2億, 3億のタイプが選択できますが、62,400円です。

株式会社カイトー(日本循環器学会 団体保険制度)HPより)

②勤務先を問わない補償(非常勤/アルバイトはもちろん!産業医業務からオンライン診療まで)

私の勤務先ではオンライン診療をしているので、きちんとオンライン診療まで補償すると明記されていると非常に安心できます。

「すべて」の医療賠償責任保険は美容を唯一の目的とする医療行為は補償の対象外!

③訴訟費用もきっちり補償

民事訴訟になると必ず弁護士費用が必要になります。全請求額の10%程度が相場のようです。

1億円の請求金額になると1000万円程度の費用が必要になるということです、恐ろしいですね。。。

刑事事件に対応した弁護士費用・訴訟費用等は補償の対象外です。

刑事事件では業務上過失致死罪に問われる可能性があります。

業務上過失致死罪については,刑法211条1項において,「五年以下の懲役若しくは禁固又は百万円以下の罰金に処する」と規定されています。

循環器学会の医師賠償責任保険では刑事弁護士費用担保追加条項(1事故あたりおよび保険期間中の保険金額:500万円)があるので、民間医局の医師賠償責任保険の唯一の弱点です。

刑事事件に関しては…もしその時は、私自身、自己負担しようと腹を括っています。

④免責金額なし(少額の事故も補償の対象)

日本医師会の医師賠償責任保険は、1事故100万円(同一医療行為につき)の免責金額がありますが、民間医局の医師賠償責任保険では免責金額はありません。

⑤簡単なWEB申し込み

資料の請求や提出はなく、簡単なWEB申し込み(申し込み時間:5分程度)ができます。

日本医師会(医師賠償責任保険制度)HPより)

 

まとめ

 

私が加入している民間医局の医師賠償責任保険について説明しました。
プランが細かく、良心的な価格設定!
勤務先を問わない補償(非常勤/アルバイトはもちろん!産業医業務からオンライン診療まで)
訴訟費用もきっちり補償
免責金額なし(少額の事故も補償の対象)
簡単なWEB申し込み
唯一の弱点は刑事訴訟の補償はないこと

 

以上より、民間医局の医療賠償責任保険の加入を強くお勧めします。

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